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くりっく365株と店頭CFDの違い、どちらがいいの?
2016年03年08日
クリック365株は取引所取引型のCFDで最近話題の商品ですよね。ではクリック365株と従来からある店頭取引型のCFDとの違いはなんでしょうか?
またクリック365株と店頭取引型のCFDではどちらがいいのでしょうか?
店頭取引型のCFDは取扱い証券会社により違いがあるので、今回は店頭CFDで最も 人気のあるクリック証券のCFDを取り上げます
1 取扱い銘柄
クリック365株 日経225、ドイツDAX指数、イギリスFTES100指数の3銘柄のみ
店頭CFD 日、米、英、独、中国、香港、インドなど各国の株価指数、金、原油など商品、アメリカ個別株など合計80銘柄以上、さらに3月14日から34銘柄が追加予定 。
もうこの時点で勝負アリという感じです。
クリック365株は株価指数のみでわずか3銘柄。それに対して店頭CFDは80銘柄以上。世界各国の株価指数以外にも、金、原油などの商品、アップルやグーグル(アルファベット)などの個別株も取引する事ができます。
2 売買手数料、スプレッド
くりっく365株 取引するごとに売買手数料がかかる。(手数料は証券会社により異なります)
店頭CFD 売買手数料はなし。
売買手数料はくりっく365株は取引するごとにかかります。 それに対して店頭CFDは売買手数料はかかりません。(売買手数料は売りと買いのスプレッドに含まれています)
売りと買いのスプレッドですが、くりっく365株と店頭CFDでほとんど差はありません。理論的にはくりっく365株はマーケットメーカーが複数いるので、店頭CFDよりもスプレッドは狭くなるはずですが、現状ではほとんど差はありません。
3 金利相当額、配当相当額
くりっく365株 売りと買い同値
店頭CFD 受け取る金利、配当相当額は少なく、支払う金利、配当相当額は多く設定している。
CFDはFXのスワップのように買い方は売り方に金利相当額を支払う必要があります。
くりっく365株は金利相当額、配当相当額は売りと買いが同値ですが、店頭CFDは受取りが少なく、支払いは多くなります。(この差額は実質的に手数料となります)
金利相当額、配当相当額に関しては店頭CFDよりもくりっく365株の方が投資家には有利です。
4 まとめ
金利相当額、配当相当額のようにくりっく365株の方が優れている部分もありますが、取扱い銘柄数の差を考慮すると現時点では店頭CFDの方が圧倒的に優れていると思います。
ただくりっく365株も銘柄数が拡充されたら利用してもいいと思います。それまでは店頭CFDを利用した方がいいと思います。
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